【GAS】「承認が必要です。」〜アクセス権限を付与〜

Google Apps Script（GAS）は、Googleアカウントさえあれば誰でも簡単に使える強力なプログラミングツールです。

しかし、初めてGASを実行しようとすると、「承認が必要です」という画面が表示され、戸惑ってしまう方も多いのではないでしょうか。

＼わかりやすく解説！！／

【GAS実行】なぜ承認が必要なのか？

GASは、Googleアカウントと連携して様々なGoogleサービスにアクセスが可能です。

セキュリティ上の理由から、実行前にユーザーの許可を得る仕組みになっています。

具体例として、GASが以下の操作を実行する場合などに承認確認が必要となります。

これらの操作は、ユーザーにとって重要な情報に関わるため、許可なしに実行されてしまうと、情報漏洩や誤操作などのリスクが生じてしまいます。

承認確認は、こうしたリスクを防止するための重要なセキュリティ対策なのです。

承認確認の手順

手順については、使用するアカウントが無料アカウントか有料アカウント(Google Workspace)かで少し異なります。

無料アカウントの場合

無料アカウントの場合、承認確認の手順は次の通りです。

1. GASを実行すると、「承認が必要です」という画面が表示されます。
2. 「続行」をクリックします。
3. 使用中のGoogleアカウントを選択します。
4. 要求される権限を確認します。
5. 問題なければ、「許可」をクリックします。

上記の手順を完了することで、GASが指定された権限に基づいて操作を実行できるようになります。

有料アカウントの場合

有料アカウントの場合、承認確認の手順は無料アカウントよりも簡略化されています。具体的には、以下の点が異なります。

• ステップ3が省略されます。
   使用中のGoogleアカウントは自動的に選択されます。
• 「詳細」ボタンが表示されません。 
  要求される権限は画面に直接表示されます。

つまり、無料アカウントの場合と比べて、2ステップも少なく、よりスムーズに承認確認を完了することができます。

GAS実行時よく聞かれる質問は？

プログラミング

承認確認を拒否するとどうなる？

承認確認を拒否すると、もちろん、GASは指定された権限に基づいて操作を実行できないよ。

プログラミング

安全でないページってどういうこと？

Googleが公式に検証していないページという意味だよ。ただし、今回のようにGoogleアカウントと連携して利用するサービスの場合は、問題ないよ。

プログラミング

承認確認を一度許可したら、毎回必要なの？

いいえ。一度許可した権限は、GASプロジェクトを削除するまで有効だよ。

GAS実行には必要な承認

GAS実行時の承認確認は、ユーザーの情報を保護するための重要なセキュリティ対策。

有料アカウントを利用すれば、承認確認の手順がさらに簡略化され、より快適にGASを利用することが可能。

GASを使いこなせるようになれば、様々な業務を効率化したり、新しいアイデアを実現したりすることができます。

＼プレゼン資料作成に役立つGAS／

【コピペでOK】Googleスライド テンプレート自動コピーする方法 スマートに会議資料の準備をしよう 仕事のなかで、業務時間をかなり消費してしまうのが会議資料の準備。以前はPowerPointを利...