ブログやWebサイト制作において、色見本表はデザインの統一やイメージの共有に欠かせないツールです。
しかし、わざわざ専用ソフトを使うのは面倒…という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、誰でも簡単にオリジナル色見本表を作成できるスプレッドシートの活用術をご紹介します。
スプレッドシートで色見本表を作るメリット
ブログやサイト制作にあたって、カラーテーマを決めるのは重要なことです。
カラーコードを紹介してくれているページをブックマークして、確認のたびにページを見るのもあまり効率よくありません。
メモでコードを保存していても、色のイメージが分からない。スプレッドシートであれば、お気に入りのカラーをイメージしやすいオリジナルの色見本帳をつくれる。
手軽で簡単な色見本帳
専用ソフトと異なり、インストール不要でブラウザ上で操作可能なスプレッドシートは、手軽に始められるのが大きなメリットです。
パソコンはもちろん、スマートフォンやタブレットでも操作できるので、場所を選ばずに作業できます。
直感的な操作で誰でも使える
行や列をドラッグで移動したり、セルに色を塗ったりするなど、直感的な操作で誰でも簡単に色見本表を作成できます。複雑な機能を覚える必要がなく、初心者の方でも安心です。
無料で利用可能
Googleアカウントがあれば無料で利用できるスプレッドシートは、コストを抑えたい方にもおすすめです。追加料金なしで、様々な機能を活用できます。
スプレッドシートで色見本表を作成する手順
今回は、スプレッドシートとGoogleAppsScriptを使用してオリジナルの色見本帳の作成方法をお伝えします。
活用するのはRGBカラーコード。#○○○○○○(6桁の英数字)表記のコードです。
- STEP1拡張機能をタップ準備したスプレッドシートの拡張機能タブの中から、AppsScriptをタップ
- STEP2スクリプトをコピー今回のスクリプトはGASのなかでも非常にシンプル。たったの4行。
function original_color_list(){ let range = SpreadsheetApp.getActiveRange(); let values = range.getValues(); range.setBackgrounds(values) }
- STEP3トリガーの設定シートの【編集時】にトリガー設定
\GASのアクセス承認についてはコチラ/
スプレッドシートで色見本表を活用するアイデア
記事の最後、ブラウザでColorNameが定義されている140色を加えている、色見本表のテンプレートを準備しています。
一から作成が面倒だ~という方は、コピーしてお使いください。スプレッドシートのセルにカラーコードを記載するだけで色が変わります。
ブログやWebサイトのデザインに
作成した色見本表を参考に、ブログやWebサイトのデザインを作成しましょう。統一感のあるデザインにすることで、見やすく洗練された印象を与えることができます。
具体的な例としては、ヘッダーやフッター、ボタンなどの色を色見本表で統一したり、メインカラーとサブカラーを決めて配色を決めたりすることが挙げられます。
SNS投稿の画像作成に
色見本表を基に、SNS投稿のアイキャッチ画像やバナー画像を作成しましょう。目を引くデザインにすることで、エンゲージメントの向上が期待できます。
具体的には、色見本表の色を使ってグラフィックを作成したり、写真に色フィルターをかけたりすることが挙げられます。
資料やプレゼンテーションに
資料やプレゼンテーションに色見本表を挿入することで、視覚的に分かりやすく情報を伝えることができます。.
具体的には、グラフやチャートの色を色見本表で統一したり、強調したい部分に差し色を使ったりすることが挙げられます。
【特典】色見本テンプレート
スプレッドシートを活用すれば、誰でも簡単にオリジナル色見本表を作成することができます。
今回ご紹介した方法を参考に、ぜひ自分だけの色見本表を作成して、ブログやWebサイト、SNSなどをより魅力的に彩りましょう。
以上、自分で作るオリジナル色見本帳についての記事でした。GASを勉強したい方は一から作ってみてほしいですが、GASはあまり興味ない方はこちらのテンプレートをコピーしてお使いください!